―機械の心―

あと１秒遅れていたら…

そう思うと恐ろしい。


徹夜明けで車の運転をしていました。

襲い掛かるのは強烈な眠気。

家までは起きてなきゃ！

自分を説得させながらハンドルを握ります。

ある時、はっと気付いて重たい瞼を開くと、前に見えるのはトラック。

それも対向車。

…

焦ってハンドルを左に切り、自分の走るべき車線に戻りました。

あと１秒遅れていたら、やばかったかもしれない。



気が付かないうちに、１秒くらい寝ていたらしいのです。

対向車線にはみ出していたけど、車の半分は出ていなかったのが幸いでした。

完全に対向車線だったら、少しハンドル切ったところで避け切れなかっただろうな…。

恐い